わすれる前に書いとこう! おっさん映画黙視録

映画が大好きでたくさん見るけど、最近はどんどん忘れちゃう! 見て感じたことを大切に〜、映画徒然草。

ちょっと古いんですが・・・ ケープタウン (原題:Zulu ) 2013年

フォレスト・ウィティカーとオーランドブルームのクライム映画、ケープタウンを先日やっと見れたので忘れないように書いておこう。

まずこれ、フランス・南アの合作映画。珍しくない?珍しいでしょ。

 

 

それでこれが、実話ものなのかわかりませんけどヤケにリアルなんです。(凶悪化ドラッグとか出てくるからそりゃフィクションだろうけど)

主役の両名ともに本当にそんな人がいたんだろうな、っていう臨場感・雰囲気ムンムン。決してスリリングでテンポがいいタイプの映画ではないのですが見入ってしまいました。そしてゲロロロロ〜、ウヘ〜、ヤメテ〜、ああああ。という感じ。

この映画、何がズドーーーンと来てしまったかというと、主役の二人がさすが!なのはもちろんなんですけども、暴力が本当に嫌な感じでしかも悪役が本当にダメ人間で凶暴なワル、悪役以外の人も全体に悪い人だらけでトムハンクスがいたら「あれ?およびでない?」と即退出な、本当に救いがなくてグググ、っと腹にたまる、そんな映画です。

しかも誰もゼーンゼン良いことなくてすっきりもしないで事件のあとは?それで?は?? 現実はホント厳しく辛だろ〜、っというのが伝わってきます。そりゃオーランドブルーム役の刑事もおかしくなるよなー、納得納得。
まーでも人には勧められないすね、良い映画だけど。。。

 

 (暗くて怖いよ〜)

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原題:Zulu
2013/フランス 上映時間107分
監督・脚本:ジェローム・サル
原作:キャリル・フェリー
脚本:ジュリアン・ラプノー
撮影:ドゥニ・ルーダン

 

 

見てないすごい映画がまだまだあるな〜。次は何見よう!

 

#フォレストウィティカー #オーランドブルーム

 

 

「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」 (原題:Kubo and the Two Strings

 

ウッギャーーーーーー。 また書くの忘れてたぁ〜〜〜〜〜、しかも書かなくてはいけない義理のある映画なのに。。すみません、すみません。

 

この映画Kuboは、去る11月9日、新宿で行われた試写会で見ることが出来たのでした。

ブレードランナー2049の予告で見てから「うぉぉぉぉぉ!」っと成りまして検索したら、あ〜〜〜るじゃありませんか試写会募集。なにこの運命? もうムンムンで応募したら翌週アタリのお知らせが。ブゥヮ==っと盛り上がって奥さんと見に行ったのに書くの忘れちゃう不義理マン。。。。

 

プレミア試写会だったので吉田兄弟の演奏あり、声優で出てる小林幸子の登壇ありで映画が始まるまで30分あまり、なかなか盛り上がってました。

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で、なんでそんなに見たかったかというとですね、これ普通のアニメじゃなくて模型コマ撮りの超めんどくさい手法で作られているのです。

(撮影風景の動画)

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映画の内容は?っていうとアメリカ製?ですがジャパンが舞台で三味線超能力を持つ一族?の子供ちゃんが何でか悪者な祖父と叔母から隠れて暮らすうちについに見つかり、逃亡の果てに?という感じの、いまいち設定も流れもよくわからないお話。

これだけ大変な作りなのにその脚本で進めちゃったの?それとも大変すぎるのでこういう形でまとめたの?って最後まで???が募りました。

まず。なぜ三味線なのかよくわかんない。

あと。なぜおじいさんが悪役でそうなっちゃったのかとんとわからない。

そんで。2本の弦ってそりゃそうだけど、なんかちがくないか?!

しかも。オチが村に戻っておばあさんがまとめると言う。。。無理無理すぎるよ〜〜。

 

戦うおばさんズも意味不明でどっかいっちゃってやられ損だし、本当にもったいないことしたな〜、技術と根気は凄そうなのに!っと奥さんと顔を見合わせてしまったのでした。(涙

 

 

#Kubo #脚本命

 

 

 

 

 

怖い怖い怖い映画! 「八つ」 (原題:Eight

夜中に見る映画じゃないのですがうっかり見てしまったので。

これは恐怖映画ではなくて、神経強迫症?の女性をドキュメンタリータッチで描いた映画で80数分を一気撮り( one shot film とか one shot feature film とか言うらしい)で撮影されててリアル感がものすごくて圧倒される内容。

どんな理由でこうなっちゃうのかわからないけど、映画の雰囲気から最近まで普通の生活をしていたのに何かのきっかけで?という感じが見て取れるところもまた恐ろしい。

人間は単純なようで複雑な生き物。 実際に精神の病で苦しんでいる人がたくさんいるのか?、と想像すると悲しく苦しい。 

そういった意味でインパクトだけでなく社会的意義のある作品。主演女優も監督もいい仕事してます。

昨年日本でDVD化されたVictoriaという映画も1回撮りだったとおもいます。コチラは若い女の子が事件に巻き込まれ、というあちこち動き回るので1回で「どんだけ計画性緻密なんだ!」と思わせる作品。
いやいや人間の力、計り知れませんのう。(偉い人の話ですが)

 

 

Eight は別によりメジャーな同名作品や Hateful Eight とか似た名前のもの、いろんな別のものが検索で出てきちゃうので忘れないように貼っておきます。

 

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#Victoria

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#Eight #PeterBlackburn #JaneElizabethBarry

 

ドリーム (原題: Hidden Figures ) で実話もの3連戦 [ 心に剣士を ( The fencer ) ,ヒトラーの忘れ物 ( Under sandet )

娘と一緒に観に行く事になっていて、しかし受験生で忙しいのでなかなか見れなかった「ドリーム」、やっと見ることが出来ました。 もう終了間際で上映は日に1度、それも朝イチだけというので早起きして台風の中突撃。

Hidden Figures | Teaser Trailer [HD] | 20th Century FOX - YouTube

ソ連スプートニクガガーリン有人飛行と宇宙開発競争に遅れを取っていたアメリカがいかにしてジョン・グレンの地球周回を成功させたか、技術と理論を支えた知られざるヒーローたちの活躍を描く映画です。

元のタイトルは 知られざる人たち、みたいな意味でしょうか。

 

アポロ13のような派手なところが一切なく映画のテーマは人種・女性差別と重めで実話ベースの地味なストーリーなのですが、脚本や俳優がよく間もいいので最後まで空きさせずそれでいてじんわり来るところもある、誰が見ても楽しめるような映画になっていて娘も大満足。

感動して泣いちゃうというより、楽しく見ていくなかでしかしそれなりに深く考えさせられる、そんな作りが本当に好印象でした。

思うに、脚本演出がいいのはもちろんなのですが魅力的な3人の主役(しかも一人はじゃネールモネイ!)に加えて、安心してみていられる理想の上司ケビン・コスナー、プチ悪役風キルスティンダンスト、オタク様ならずともビッグバン☆セオリーを見たことのある観客ならニヤリとさられるジム・パーソンズが少し抜けてる数学技官役だったりと、「見ていて楽しい」が追求されている考え抜かれた構成がただの「感動実話」を超えたエンターテインメントにしてるのでしょう。

大満足の心に残る名作となりました。

 

これを観に行く前に前から見たかった実話歴史もの こころに剣士を(The Fencer)と ヒトラーの忘れ物 (Under sundet)

 

ヒトラーの忘れ物」は大戦終結後、デンマークの海岸に敷設された地雷を捕虜になったドイツ少年兵が除去を命じられ命がけで処理をさせられて、という話で本当に辛く悲しい話。戦後処理についてココで書く気はないのですが戦争の作り出す2重3重の不幸、狂気の連鎖を考えずに入られませんでした。 とくに善人そうな作業監督のデンマーク兵の軍曹が一皮むけば戦争の偽悪さをむき出しにするシーン。周到に考えられたお話でしょう。

邦題・原題について僕もいつも思う所があり療法書くようにしているのですが面白い記事を見つけたのでメモしておきました。 Under sandet は「砂の下」とそのものズバリですが英題では Land of Mine (地雷原)という題のようです。 

題名については原作者の意図がわからなくなること、原作国の人と話すときに題名が違うと困る事、邦題のせいでオチやネタバレがままある事の3点からできるだけ変更しないでほしいというのが僕の考えですが人それぞれあるようですね。

hotakasugi-jp.com

 

 

こちら「こころに剣士を」は戦後ソビエトの下で共産政府の圧政下のエストニアで戦時中、ドイツ軍側であったために追われる身を隠して別人の教員として生きる主人公がフェンシングを通して逆境の中で暗く過ごす子どもたちを支えようとするお話。 これも実話が元になっていて主人公、子どもたちが居た学校のフェンシングチームは今もあるそう。

日本版のDVDパッケージになっている女の子が主役かと思ったら主役は先生と生徒全員な感じで、日本のアニメにありがちな少女押しではありませんので念の為。 全体に落ち着いた演出控えめな中に心情をよく伝えていて監督のクラウス・ハロさんやるな!っと思ってしまいました。

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3本ともたまたま実話原作かつ「語られないヒーローの物語」な所が共通しているので一緒に書いて忘れないようにした次第ですが来年の今頃、まだ覚えてるかなぁ? (涙 




#ドリーム #真実の実話 #こころに剣士を #ヒトラーの忘れ物 #hiddenfigures #thefencer #undersandet #デンマーク #エストニア #NASA #ジャネールモネイ

 

 

 

ブレードランナー2049 (原題: Blade Runner 2049

劇場で予告を見る度にウズウズしてましたがやっと見れました、ブレードランナー2049。


どんな感じなの、どうやっちゃうの~~~~~? と期待が大きすぎてしまい、ちょっとアレになってしまいましたが、途中の中だるみ以外はまあまあ楽しく見れました。

 

まだ公開して間もないし色んな人が色々なことを書くと思うので内容は☆3.5ということにしておいて。

当日の劇場はプレミアムフライデー夜の回とは言え、後ろの3列が埋まっている程度。

長い長い本編を見終わったあと席を立ったカップルの会話が面白く記憶に残りました。

彼女がドッチラケで「は〜、はよ帰ろう」という感じの人、あんまり話よく分からなかったけど彼氏に話し合わせるのを頑張る人、などなど。 本編VR彼女の下りもあり、女子には前作以上に人気でないだろうなぁ、と納得してしまいました。

 

役者さんで気になったのは、前作のショーンヤングとダリルハンナに相当する役が今回はアナ・デ・アルマスとマッケンジー・デイヴィス、ルトガーハウアーがシルヴィアフークスという感じでしょうか。 前作ではどうでもいい役だった警察上司がロビン・ライト(ショーンペンの元妻) そして、ガフ(折り紙警部)も本人が登場。

マッケンジーデイヴィスはダリルハンナに似ているので同じような役?とおもったら大違い。

アナ・デ・アルマスは「見たことある顔だな〜〜〜」っと見ている間気になっていたのですが、ノックノックでキアヌリーヴスをだまくらかす不良少女でした。 いや〜、ラテンっていいっす。

アナデアルマスはオタク客層のために作品マーケティングを一人で背負っている感じで頑張ってました。この人、しばらく人生安泰でしょう。 VRエロシーンもあったしね。
いや〜、娘と見に行かないでよかった。(笑

 

 

口直しにたまにはビデオ。 ブロークン (原題:Manglehorn )と Invitation

しばらく気分が乗らずにダンケルク事件から復帰してなかったワタシ。

映画館にも行けずでしたが久しぶりに面白いのを見れました。(ビデオでしたけど)

全く真逆ですがアルパチーノのブロークン過去に囚われた男(原題Manglehorn) と Invitation です。

 

ブロークンはこじらせ系鍵職人の主人公マングレホーンさんと鍵を飲み込んで腹具合が悪い彼の猫のお話。  

まず、こじらせ職人が アルパチーノのはまり役で、まずこれが最高。

チョットだけしか出てこない説明もない役者も皆いい演技でわざとらしさもなく細かい所まで考えてあって、すべてが魅力的な作品で上質な小説を読んでいるような気分を味わえました。

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 猫が鍵を飲み込んでいるのと腹の中の鍵がメタファーになっていて、人生再生・成功の鍵とは? 心を開くカギはどこ? という隠喩になっているようです。 


 

「インビテーション」も登場人物が病んでいるお話でよくある「密室に集まった人たちがだんだんと険悪になってゆきついに殺人が・・・」な雰囲気で始まります。

駄菓子瑕疵、よくあるミステリーと思って真剣に見ていると騙されかけました。 
子供をなくして苦しみ離婚した夫婦が・・・といったドラマものに見せておきながら、他の登場人物がカルト系狂気?を持っていて、お話がファンタジー的なぶっ飛びを見せる所や、生き残った友人と人間的なお付き合いの雰囲気が一切なく放置、最後のシーンでそういうのも気にならなくなる「あ〜、なるほど。」となる所で実は不真面目なファンタジー恐怖映画!

ドラマかと思ったら夏のキャンプの「怖い話」的な展開なのです。 トワイライトゾーンに近いかな?

 

楽しい映画見てヤル気がでてきちゃった。さて次は何見よう?

 

 

 

 

ダンケルク (原題: DUNKIRK

ダンケルク,見たのに書くの忘れてました。 忘れないように書いてるのに~。

苦手(嫌い)なダークナイトと大好きなインターステラークリストファー・ノーランなので今度はどっち?といそいそと見に行ったのは早くも1ヶ月ほど前。 トム・ハーディーも出てるしね!

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映画のを見た感想は「音が演出過剰」「あんまり面白くない」「連合国の人しか意味ない」な感じでした。 歴史家ではないので史実のことをあれこれ言ってもしょうがないのかもしれないですが、誰かの偉業で脱出したという事件ではなくドイツが放置したから、というのが通説なダンケルク撤退。  なのでドイツ軍がほとんど出てこず、イギリスとフランスの二人芝居。

おそらく事実は40万人ピストン輸送のスペクタクルが中心だったはずですが、その様子はなし。

トム・ハーディーもずっとダースベイダーマスクをしててラストに顔が出るだけ。

大半の兵士は10代の子供で(娘はそのせいで本作見たがってましたが・・・)状況分からず右往左往で戦争マッチョ感ゼロ。

で、作品性をどうしているのかと言うと「時差式パラレルストーリー」。 浜辺の兵士、民間ボートの船長、パイロットの3つのシーンで時間が進み戻りつしながら並行振興、これが1つ。

淡々と撮影してる感じの映像にやけに大音量で演出的BGM。見た劇場は大きいのに客がまばらだったせいか音ばかり響いてへんてこな感じで映像の単調さが逆に強調されてだめでした。

が! 「これなんでヒットしてんの、へんなのぉ〜」と思い後日知ったのがIMAX興行。

 

この作品、実は作品の大部分が70mmIMAX用に撮影されていて、ド迫力の戦争体験映像作品になっていた模様。 ヘンに音量が大きかった理由も納得。
アメリカ、オーストラリアまで行かないとIMAX版で見れなさそうなので残念無念。

クリストファー・ノーランはリアル職人なんだな!と改めて納得した次第です。

 

(この動画でもIMAXをMAX押しでした。)

 

さて〜、次は何を見ようかな。

 

 

#ダンケルク #クリストファー・ノーラン #IMAX