ROM (2020 ベオナム映画
トラン・タン・フイ監督の最新作「Rom」
ホーチミン1区周辺を舞台にしたドラマ映画で孤児である主人公とそのライバル?や周りの大人たちの葛藤をホーチミンを舞台に宝くじへの救いを絡めて銀塩カメラのようなテイストで描いています。
情緒的、場当たり的な傾向のあるベトナム人の気質でしょうか、ストーリーは緻密でなく映像や人々の感情を描くことに重点が置かれており、後進国の子供の貧困と躍動的なシーンはスラムドッグミリオネアにかなり影響されている印象です。
https://www.pronews.jp/news/20191209151014.html
印象的な(そして少し安っぽい)色を強調した映像はこれが理由なんですね。なるほど〜。
正直、映画としてはさほど面白くもなく話も唐突で余りに締まりがないので釜山で賞を取ったのは関係性の賜物かな?とうがった目で見てしまいますが…真相やいかに?