わすれる前に書いとこう! おっさん映画黙視録

映画が大好きでたくさん見るけど、最近はどんどん忘れちゃう! 見て感じたことを大切に〜、映画徒然草。

『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』(原題:The Founder)

 

監督はアラモとかあんまり売れない映画作ってるジョン・リー・ハンコック,主演は善悪併せ持つ悪役顔のマイケル・キートンで超はまり役!

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 レイクロック自伝を読んだばかりだったのでとても面白く、当時の様子やマクドナルドの成り立ちにより理解が深まった気がしました。

https://www.amazon.co.jp/gp/product/4833418452/ref=as_li_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4833418452&linkCode=as2&tag=f03b-22&linkId=c9bd81170d34d68268e70d67f38f5746

(この本は孫さんも 超おすすめです。)

 

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(15セントのバーガーがジャンジャン売れてて、というシーン。)

 

映画の内容はビジネスの歴史的にとても深いものがあるので本を読まないで観ると、へー、で終わってしまうかもしれませんが今の時代のビジネスの多くの要素がマクドナルドと、このころのアメリカで作られて広がったのがわかります。

 

気になったのはヒロイン。女っ気のない話ですが、意地悪顔の ジュラシックパークに出てた奥さんローラダーンと、再婚相手のリンダカーデリーニ(ERのイメージが強すぎなんですけど)が出てきます。で、リンダさんのメイクが暑化粧、ズラも変だし。端折りたいけどはしょれなかったのかな、やっぱり愛憎劇ないとマーケティング的に???
それと描写や説明が少なく両方とも子供が居なかったのかな?と不思議な感じがしました。

中途半端に家にいるシーンがあって、もうマイケルキートンが偽物人間というか本業のバットマンを隠して人間生活しているような変な感じ。。。

マクドナルド兄弟との確執と成功への道のりの話なのでしょうがないですが、とにかく人となりとか、人生についてはほとんど出てこなくて無理無理エピソードを入れた感じで違和感が…。それと右腕のソダーボーンとの確執もカット。クレジット前に一行解説…で、なんか勿体無い作り。時間の関係かな?

 

実話モノしかも何十年の歴史、ドラマシリーズでないと難しいもしれないなー、なんて思いました。と言うかドラマ化希望。