ダンケルク (原題: DUNKIRK
ダンケルク,見たのに書くの忘れてました。 忘れないように書いてるのに~。
苦手(嫌い)なダークナイトと大好きなインターステラーのクリストファー・ノーランなので今度はどっち?といそいそと見に行ったのは早くも1ヶ月ほど前。 トム・ハーディーも出てるしね!
映画のを見た感想は「音が演出過剰」「あんまり面白くない」「連合国の人しか意味ない」な感じでした。 歴史家ではないので史実のことをあれこれ言ってもしょうがないのかもしれないですが、誰かの偉業で脱出したという事件ではなくドイツが放置したから、というのが通説なダンケルク撤退。 なのでドイツ軍がほとんど出てこず、イギリスとフランスの二人芝居。
おそらく事実は40万人ピストン輸送のスペクタクルが中心だったはずですが、その様子はなし。
トム・ハーディーもずっとダースベイダーマスクをしててラストに顔が出るだけ。
大半の兵士は10代の子供で(娘はそのせいで本作見たがってましたが・・・)状況分からず右往左往で戦争マッチョ感ゼロ。
で、作品性をどうしているのかと言うと「時差式パラレルストーリー」。 浜辺の兵士、民間ボートの船長、パイロットの3つのシーンで時間が進み戻りつしながら並行振興、これが1つ。
淡々と撮影してる感じの映像にやけに大音量で演出的BGM。見た劇場は大きいのに客がまばらだったせいか音ばかり響いてへんてこな感じで映像の単調さが逆に強調されてだめでした。
が! 「これなんでヒットしてんの、へんなのぉ〜」と思い後日知ったのがIMAX興行。
この作品、実は作品の大部分が70mmIMAX用に撮影されていて、ド迫力の戦争体験映像作品になっていた模様。 ヘンに音量が大きかった理由も納得。
アメリカ、オーストラリアまで行かないとIMAX版で見れなさそうなので残念無念。
クリストファー・ノーランはリアル職人なんだな!と改めて納得した次第です。
(この動画でもIMAXをMAX押しでした。)
さて〜、次は何を見ようかな。