わすれる前に書いとこう! おっさん映画黙視録

映画が大好きでたくさん見るけど、最近はどんどん忘れちゃう! 見て感じたことを大切に〜、映画徒然草。

NETFLIX ドラマ The OA

NETFLIX の8話完結(シーズン2できるらしいけど(-_-;)傑作ドラマ OA 3連休を利用して見ることが出来ました。 ドラマと言うか、8時間映画じゃん!というクオリティー。  語り始めてからの出だし、モスクワの町はムード満点。 オープニングのクレジットにはブラットピットがエグゼクティブ・プロデューサーと書かれていました。

ロシアの進行財閥オリガルヒの幹部である父をもつ少女が抗争から逃れるためアメリカへ渡ったものの・・・という出だしで、「あ、これは訓練されてスパイになってセクシースパイおねいさんが陰謀に巻き込まれて大暴れだな!」、なんてアホ面で見ていたら大間違い。

アメリカで養子にもらわれ、普通に育ってぶらりプチ家出したところを誘拐され7年もの監禁のあとである日発見され・・・ということでドーンと現代に飛んで物語本編がはじまります。 こういう長編小説並みにしっかり話の土台を作っていくのはドラマじゃないとできないよな〜、いいねドラマ。。。ここからは誘拐監禁と死後の世界に不思議スピリチュアルなどの要素の入った監禁時代の語りと、SNS時代の光と闇、若者の苦悩なんかを織り交ぜながら主人公が住む町周辺の人々を巻き込みグイグイ進んで圧巻のラスト。 いや〜〜、びっくりびっくり。 もう、このドラマ最後見た後は絶対誰かに話たくなる、衝撃力のある最終話はあっぱれの出来でした。

最後まで見ると

  'In memory of Allison Wilke'. (アリソンウィルケを偲んで)

とクレジットの前に追悼が。 気になって調べたので下にメモも書いておきました。 気になって調べたらここに到達したりするんでしょーか。

 


 

アリソンウィルケについて

作品公開前に亡くなられた作品プロデューサーの一人で A.W.Gryphonとしても知られる小説、映像作家で乳がんで闘病しつつ、がん患者のためのネットワークづくりに尽力されるなど生前多くの人に影響を与えた女性であったことがわかります。  この方を知る人はラストで号泣したことでしょう。

 

ガン闘病者のネットワークサイト

A Network Supporting Cancer Fighters - The Why? Foundation

 

(The OAってなに?シーズン2は? アリソンさんて誰?な記事)

www.mirror.co.uk

 

#RIP_AllisonWilke. #OA