T2:Trainspotting / トレインスポッティング2 と Misfits
SING!に続いて懐メロ映画(?)T2:Trainspottingを見てきました。
前のは20年前、ユアンマクレガーが泥棒して走って逃げてラリっちゃうハイセンス映画、っていうようなボヤ〜んとした記憶で見るのはもったいないぞ!っと、前日にAmazon primeで予習してから突撃しました。
内容ですが、いや〜、面白かった、楽しめました。 冒頭で ”Danny Boyle Film”のクレジットが出てきてまず感動。 サンシャインっていう変な映画を作ってしまったあと、スラムドッグミリオネアで巨匠入りし、出世作から20年後の凱旋です。
ネタバレになるので細かい話はかきませんが全編にセルフオマージュが散りばめられており、映画の中に写真作品を挿入するかのような歴史に残るあのシーンやあのシーンが20年後のスコットランドに蘇ります。 もう一回くらい見に行くかもしれない、おっさんには共感できるところも多く特に私的にだぶるところもあり・・・。(汗
またタイトルやら色々謎ぽいところもある本作、ここの人物の事情の種明かしなんかもあってストーリーも続編ならではの楽しみがありました。
で、分からない要素その1なんですが、昔この映画を見て「エゲレスの発音ってヘンなんだ??」って思った人も多かったんじゃないかと思いますし英語教材の記事などでも訛りのエピソードで良くてネタにされています。 実際僕も当時そう感じたのですが、最近「うわー、もっと凄い訛りあるんだ」ってびっくりしたのが 英国TVドラマシリーズMisfits。 どのくらい凄いかというと、youtube検索で
misfits kelly ,と入力すると misfits kelly accent と補完されるほどです。(笑
元々なんて言っているかわかりませんがこうなるとホントわかりません。
もうひとつわからない要素がタイトル。 Trainspotting っていみわかんないなー、っていう人多いと思いますけどコレじゃ辞書見てもわかんないや、って感じです。
物語のリースという町の鉄道操車場を意味するスラングな蔑称だそうで、廃線になったあとジャンキーのたまり場になっていた事から。
EU金融バブルで盛り返した英国、いまではだいぶちがうことになっているんでしょう。劇中でも前作の遊んだ感じとだいぶ違います。 見に行って確認したいなぁ。 スコットランドに行きたくなる理由はもうひとつ、ランニングのシーン。 記事によると Holyrood Parkというところらしいです。 あ〜、いって走りたい。
T2 Trainspotting Itinerary - This is Edinburgh
ココ Google マップ
劇場はあまり人が入っておらず、お客さんは全年齢でホボ女性。
おっさん向けの内容だと思うんだけど世の中わからないものです。ダニー・ボイル、ホント偉大だ〜。(笑
#T2 #Trainspotting #Trainspotting2 #Misfits #Scotlant
2017年はSF当たり年かも? パッセンジャー (2017, Passengers)
2017年はSF当たり年かも?
娘ちゃんとデートで見たSING!に続いて 公開中の Passengers (邦題パッセンジャー)を見てきました。
主役が二人共なんだか芋臭くて苦手なのでパスしようかな?と思っていましたが80年代ハードSF小説ブーム育ちで宇宙者はムズムズしてしまう上に、友人から日曜の朝からLINEでおすすめ
メッセージを受け取ってしまい、二日酔いのなか突撃いたしました。
感想は・・・「見てよかった!」
SF映画はいろいろな意味で映画として評価されるクオリティって難しいと思いますが、この映画は最後に宇宙人や神様もどきが出てきてドッチラケになったり、超文明的な解決もなくSF拡張した舞台情で人間ドラマがユーモアを交えて、という作りでGood!でした。
ボクの苦手な主役も訳にはピッタリで必然性があり、なによりバーテンダー役のマイケル・シーンや途中に重要な役割でちょっとだけ出てくるローレンスフィッシュバーンが良かった! いい映画は脇役の人間味がだいじなんだよね〜〜、ニヤニヤ、と劇場でニンマリでございました。
邦題「パッセンジャー」、元は”Passengers” と複数形。5000人の乗客が寝てる!っていうのが大事な要素だったりもするので複数形のままが良いはずなのですが、少し前に公開されたアンハサウェーの出てる同名の映画「パッセンジャーズ」があるので商標絡みでこうなっちゃったのか?なんて気になりました。
常々思っていることですが日本ではへんてこな放題を広告・興行主の都合でつける習慣がありますが見る側としては意味が通らなかったり、楽しさを見る前から損なわれるケースもありますし、やめてほしいなぁ、と毎回思います。 本質的にはつくり手にも失礼ですし(まあ、儲かればいいという面もあるでしょうが。笑)
2017 Passengers
Passengers: How Michael Sheen Brought to Life a Great Android - YouTube
これはパッセンジャーズ
今年はドゥニ・ヴィルヌーブが監督の「メッセンジャー」(arrival,2016) や「ブレードランナー2049」が公開されるので楽しみです。 SF映画当たり年かもしれません。
(早くみたいな〜)
SING! CGといいところと困ったところ
SING!、久しぶりに娘と見に行って楽しんできました。
本当はオリジナル版が見たかったのですが劇場では字幕がやってなかったので吹き替え版で。
シナリオとか諸々裏切られることなく、楽しく最後までファミリー映画鑑賞出来ました。
作品として何か書いておきたいことはないのですが、CG作品のいいところ、厳しいところがくっきり出ている作品だなと思いました。
良い所は動物アニメなので人種宗教の壁が低く吹き替え版も自然であること。 海外では排他的保守主義が台頭していてギスギスしているご時世なのでCGで動物キャラなのは一瞬でもそういうことから全て離れられて良かったんじゃないかと思いました。 (アメリカ的な価値観なのでもちろん差別的な要素はあるのですが。)
残念なのところは、ダンス。 やはり人間が厳しい練習を超えてダンスをしているからこそ冠名を受けるという部分が少なからずあるように思います。 人間のもつ自然美のわかりやすい形でもありますし、そいういう意味で表現方法としてCGはダンスは?がつくな、と感じてしまいました。
下のムービーはパロディー。 共感していただけるでしょうか?
怖い怖い! おえっっ! Don't Breathe と Unfriended
去年見た映画ベストの続き。 Don't Breathe と Unfriended。
Don't Breathe は劇場で、Unfriended はレンタルで見たのですがどちらも秀作で作りてのアイデアやセンスの良さを感じました。
Don't Breathe は低予算なのにヒットして米国で最も収益率の良かった映画だったとか。 高そうな有名俳優を使わず一軒家の中で数人しか出てこないしCGドバーン!みたいなのもないのに常に緊張感時々びっくりでヒット納得です。
Unfriendも同じような低予算タイプでパソコン画面で全編進行するというモニター画面体験(?)型恐怖コンテンツ。 劇場の大画面でパソコン画面を見る、っていう不思議体験したかった・・・・映画自体あるのも知らなかったので悔しがることすら出来ないのですが、偶然手にとって発掘できてよかったです。(笑
ゾンビ映画とかホラーも好きなのですが年とともに血とかグロいのは弱くなってこういう芸がキメての作品は本当にありがたいな、と思います。 今年はまだ見てないけどどんなホラーが見れるかな。
今頃ですが2016年に見てよかった映画
去年(2016年)に見た映画で良い!すごい!映画
サウルの息子,話の内容もさることながらあの特殊な撮り方・映像に衝撃を受けました。
草原の実験はアート寄り、マネーショートは衝撃の実話。他のもそれぞれ印象に残る作品で、ブリッジオブスパイなどはプロの仕事だ!っとういう感じで見入ってしまいました。
ことしはまだ「コレ!」っていうのを見れてないので花粉が終わったら見にゆきたいですね。
俺の2016映画
- サウルの息子
- The 33
- STRAIGHT OUTTA COMPTON
- MONEY SHORT
- Bridge of Spies
- ハドソン川の軌跡 (Sully)
- レヴェナント (IMAXで見るべき西部体験映画?)
- Don't Bleathe (記事などで書かれているとおり、途中で「オエッ!」ってなる秀作)
- VICTORIA ( 140分ワンカット撮りのドイツ映画 @
- 草原の実験 (ローグワンのラストはこれをパクったと思われるロシアの良作)
他にもあったような気がしますが・・・最近すぐ忘れちゃうんですよね、トホホ。
LUTHER (刑事ジョン・ルーサー)
データコンバートが終わらないのでまた書いています。 3時間たったのにまだ90%。。。
そして、映画ログブログを書くつもりがドラマ3連チャン。
どうしても書きたいのはタイトルの LUTHER。
BBCの傑作刑事ドラマ、猟奇連続殺人が次々と起こるロンドン大丈夫か!?という感じのお話。 サスペンスだからお話が面白いというのは必須として、多くの人に傑作と言わしめているのは役者の良さとシーズン重ねるごとに冴えていくセンスもあるでしょう。 とくにseason2のエンディングは毎回凝っていて Marilyn Manson の Sweet Dreams が流れた時には鳥肌が! いやいや、本当にレベルが高いです。
悪趣味なだけになりがちなサイコスリラーが基本路線な本作が感情移入してまた見たいと思わせられる作品になっているのは役者の魅力や演出によるところも大きいでしょう。
主役のイドリス・エルバは時に暴力的になるものの、それが現実の辛さゆえというのが見ればわかるほどの善人face。 表情が最高にいい。 正反対なのは前半を引っ張る女サイコパス、アリス役のルース・ウィルソン。 「アフェア」での演技と同じく、不穏さがハンパ無い!(笑
そしてROMEでも主役をボロボロにする悪妻を演じていたインディラ・バルマ。 そうかな?と思っていたけどインド系のちが入っているそうでエキゾチックな顔立ち。 欧米の人にはグッっときちゃうのかな? 死んじゃう犯人役や同僚も曲者揃いで役者さんもいい仕事してます。 こういう仕事に関わったことはありませんが、撮影現場はなかなかいい雰囲気だったのではないでしょうか。
そして気になる監督のサム・ミラーはその後映画を撮っていて下の作品ではイドリス・エルバが主演。 うーん、これは見なくては。。。
傑作ドラマ覚書 2017.2まで
忘却が止まらないのでここ何年かで見て面白かったドラマのメモ
TOP3を上げるなら breaking bad, Game of thrones , Homeland あたりかな?
最近やっとみれたLUTHER , 11/22/63 や 高い城の男もなかなか!
それにしても海外ドラマはティーン向け、主婦向け、アニキ向け、マニア向けなどマーケティングがしっかりしててわかりやすいなー、という感じで好き好きあってもろカーラいずされているものは平均レベルが高い。
万人向け年寄りから苦情が来ないように、できれば主題歌で小銭稼ぎたいな、という日本とは随分違う。
- The Man in the High Castle / 高い城の男 ☆ ☆ ☆ ☆
- HOMELAND 1,2,3 ☆☆ ☆ ☆ ☆ (主役の熱演が辛いのでそのうち後半を見たい)
- LUTHER ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
- Game of Thrones ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
- Banshee ☆ ☆ ( season2 途中で挫折)
- 11/22/63 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
- Breaking Bad ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
- Better call Saul ☆ (season1途中で挫折。2が面白いらしい)
- Walking Dead ☆ ☆ ☆
- Misfits 1st ☆ ☆ ☆ ☆ (全部見れてない)
- HOUSE of CARD ☆ ☆ ☆
- Boardwalk Empire ☆ ☆ ☆ (全部見れてない)
- BATE MOTEL ☆ ☆ (season2途中で挫折)
- HEROES 5? ☆
- MR.ROBOT 1 ☆ ☆ ☆ ☆
少し前に見たもの
- Orange is the new Black ☆ ☆ ☆ ☆
- Dr. House ☆ ☆ ☆
- MONK ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
- TOUCH ☆
- MADMEN 1st ☆ ☆ ☆ (全部見れてない)
- DEXTER ☆ ☆ ☆ ☆ (最後のほうが・・・)
- SHERLOCK ☆ ☆ ☆ (全部見れてない。ちょっと女子向き)
- AMERICAN HORROR STORIY ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
見たいけども見れてない
- モダン・ファミリー
- True Detective
- ウェイワード・パインズ
- THE 100
- Scopion
コメディー3強はこれ
MONK,Joey、そして Dhama & Greg.
ダーマ&グレッグは911が起きてリベラルネタがあるから不謹慎、ということで打ち切られてしまったんだよね、本当に残念。